リンクファームとは、リンクポピュラリティを上げるために人工的に発生したウェブサイト群のこと。手動の場合もあるが、大抵の場合プログラムで自動生成される。

ウェブページへの無関係で不自然な大量のリンクを掲載するという点で相互リンクとは異なる。リンクファームに参加したウェブページは、参加者同士のリンクが集中する一方で外部のサイトからのリンクが少ないという特徴を持つ。

検索エンジンでは客観的な検索結果表示にリンクの有無を指針としていたため、1999年頃に検索サイトにて上位に表示される手段として発生した。現在Googleではリンクファームをスパム行為とみなし、これの参加者とされるウェブページに警告やインデックスからの除外などのペナルティを課している。そのため近年では、あからさまなリンクファームの数は減りつつある。