シーンとは、Flashで使われる機能のひとつで、たとえばムービーの導入部分、ロード画面、本編など、Flashドキュメントをテーマ別に構成する際に使用される。

すべてのアニメーションをタイムラインに配置した場合、再生時間が長いほどフレーム数が増え、管理も大変になる。そのため各シーンを個別のFLAファイルにすることで、管理の手間を省くことができる。
再生ヘッドが最終フレームに到達すると次のシーンに進む。

ただしシーンの使用にはデメリットもあり、SWFファイルに各シーンが配置されることになるため、シーンの数が多いとSWFファイルのサイズも大きくなる。またシーンを使用すると、すべてのシーンをダウンロードする必要があるため、SWFファイル全体の表示を望んでいなくても、SWFファイル全体をダウンロードすることが強制される。